小さな傷と大きなトラウマ ~その1~

先日の講座で、生徒さんの練習台として、クライアント役をやった時のヒプノ体験をお話させていただきます。
幼児期退行の練習台として、私が受けたときの気づきです。

私自身、練習会やこのような練習台になることが多く、だいぶネタ切れ気味ではありました。

とはいえ、何かひねり出さなければ、せっかくの実習も練習になりません。
子どもの頃、困っていたことで、今も時々頭を悩ませている問題をずーっと考えていました

そこで出てきたのが、「おなかが定期的に痛くなる」というもの。
特に楽しい想いをしたり、これからがワクワクだ!という時に限っておなかが痛くなったりするのです。

これは大人になっても定期的に起こり、特に季節の変わり目やこれから仕事が盛り上がる!といったときに、急性胃腸炎になったり、食欲がなくなったりと、体調に急激な変化が起きるというもの。

今ではすっかり慣れてしまっていて、予兆がわかるので大事には至らないのですが、それでも時々症状がひどくなって、困ることもあるので、なぜこれが起こるのかの原因を見に行くことにしました。

最初に幼児期に入った時、私はまだ2歳児でした。
弟は生まれたばかり、懐かしい神戸の実家に住んでいるころでした。

<2に続く>

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