催眠とセラピーの関係

ヒプノセラピーとは?

   

ヒプノセラピー(催眠療法)とは、イメージを使って潜在意識を書き換え、
日々の生活で起こるネガティブな反応や不安を癒したり、強化していくためのセラピーです。

日本ではあまりなじみのないヒプノセラピーですが、
アメリカや欧米では、最新スポーツ科学や禁煙外来などに用いられている立派な医学療法の一つです。
(最近ではイギリス王室のキャサリン妃が出産(ヒプノバーシング)に使ったことで、ちょっと話題になっていましたね。)

こちらではご挨拶も含めて「意識」と「ヒプノセラピー(催眠療法)」の関係について、少しご紹介させていただきます。

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顕在意識と潜在意識

   

私たちの「意識」には、大きく分けて「顕在意識」と「潜在意識」の2種類があります。

例えば、ドアノブに手をかけて扉を開ける動作を想像してみてください
今、あなたはの動作をしようとしたときに、言葉で状況をすべて把握したり、説明することができるでしょうか?

右腕の筋肉を上腕の部分に力を入れて縮めつつ、
 腕の角度が30度になるように前方に伸ばしながら、
 掌の筋肉を全体的に緩めながら指を広げて・・・云々

なんて考えながら扉を開ける人はいませんよね。
私たちは普段、自分が考えている以上に「無意識に」様々な動作を行っているのです。

実はこれらの動作は、ほぼ潜在意識が司っています。

「潜在意識」とは、言語化されていない五感すべての感覚や記憶、感触などが詰め込まれています。
子どものころに何回もドアノブを握って開け閉めしているからこそ、今では無意識に扉を開けることができるのです。

一方の「顕在意識」には、言語化された思考や理性といったものが詰め込まれています。
顕在意識は、言葉で考え、理解し、判断します。つまり、大人な「自分」ですね。

   

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2つの意識とその役割

   

ではなぜ、人間には2つの意識が存在しているのでしょう?
ここで一つ、こんなお話をするとわかりやすいかもです。

ある人に「お前のかーちゃん、デーベソ!!ばーか!!」って言われたとしましょう。
もしあなたが幼稚園ぐらいの小さな子どもだったら、傷ついて泣き出してしまうと思いませんか?

でも、これを言われたのが、すでに20を超えた大人のあなただったら。。。

「ばかっていう方がバカなんだぞ!!それにウチのかーちゃんはでべそじゃない!!」って、
言い返しませんか?
それに、さして傷つくこともありませんよね?

実は子どものころは、まだこの顕在意識がきちんと出来上がっていません
潜在意識がたくさんのことを学んでいる最中なので、外界の刺激をどんどん吸収しながら、学習している最中なのです。
なので、外界の情報はそのまますっかり「本当のこと」として、全部吸収していきます。

それが、8~10歳ぐらいになると、この「顕在意識」がムクムクと成長して、
潜在意識にアクセスできないようにフタをしてしまいます

いつまでも、外の刺激に反応してしまっては、社会生活に支障をきたしてしまいますよね?
だから顕在意識で「考える」ことによって、外界の刺激にいちいち反応することなく冷静に自分自身をガードしていけるようにするのです。

さて、ここでこんな疑問が浮かんできます。

顕在意識が潜在意識をフタしてしまうのだとしたら、
 子どものころに受けた傷やトラウマは、
 いつまでも潜在意識の中に入り込んでいる
のでは?」

   

──────── ご明察!!

   

子どものころ潜在意識に入ってしまったネガティブな情報は、大人になっても大部分は書き換えられることなく残ってしまっているのです。

「えー、それじゃ。。。潜在意識って、顕在意識のフタができた後は、書き換えることはできないの?」

   

──────── ご安心ください!!

   

この「顕在意識のフタ」を開いて、顕在意識へとアクセスする方法が「催眠」なのです。

催眠の詳しい説明は、こちらのページへどうぞ

ヒプノセラピーでは、
催眠という日々誰でも体験している「リラックスしているけど、集中している状態」を利用して、
潜在意識下にあるネガティブな感情や状態を再体験し、
自分自身の癒す力を引き出すことで、心の浄化やパワーアップを行います。

私たちヒプノセラピストは、
セラピーを受けられるクライエントさんに寄り添い、真の癒しと浄化へと導かせていただきます。

どんな些細なことでも構いません。
心の琴線に触れる何かを感じられたのなら、まずはご相談ください。

   

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